こんにちは!今回は二村ヒトシさんと川崎貴子さんのモテと非モテの境界線の書評です。
まず結論から!
この本では、
モテる人とモテない人の違いを、
複数人の事例を交えて、男性と女性両方の視点から学ぶことができます!
- モテと非モテの境界線を読むべき人
- モテと非モテの境界線のいいところ
こんな人におすすめ
- モテたい男性
- 二村さんの本を読んだことがある人
まずモテたい男性です。この本はいろんな人の恋愛の事例を交えて、
どうしたらモテるのかを考えることができます。
次に、二村さんの本を読んだことがある人です。
後述しますが、この本は二村さんの過去作の影響を受けています。
過去作を読んだ人には、復習として是非読んでみてほしいです。
この本の特徴
特徴は大きく2つあります。
1つは、対談形式の本だということです。
二村ヒトシさんと川崎貴子さんが会話しながら恋愛について深掘りしていきます。
話しながらテーマが繰り広げられるため理解がしやすく、男性・女性両方の観点から恋愛について学ぶことができます。
2つ目は、二村さんの過去の作品「すべてはモテるためである」、「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」の内容が入っている点です!
これらの作品を読んだ人はより理解度がアップすると思いました!
ここからは参考になった部分の感想を書いていこうと思います。
デート中に続く会話とは
もっとあなたのことを知りたいよ、という意識で質問をしてみてください。質問が続くと尋問みたいになってしまうんですが、目の前の相手にフォーカスしていれば、そうならない。これって営業のテクニックみたいなものなんですけど、相手に心から興味を持って、ニーズを引き出すためにする質問は、相手との距離を緩やかに縮めてくれます。
モテと非モテの境界線 二村ヒトシ 川崎貴子 (2016 講談社) P91
デートしている時、何を話していいか分からず沈黙してしまうことがあると思います。
この状態って、いまいち相手にフォーカスして会話できていないから起きることなんだと、
本を読んでいて気づきました。
デート中、心の中で、
「次どこ行こう~」、
「こういうこと言うと嫌われるかな~」、
「周り騒がしいな~」
など、デートプランに関することや、デート中の環境にどうして意識が向いてしまい、デートをしている相手から注意がそれてしまうことがあると思います。
女性からすると、男性側が上の空で女性に集中していないのは丸わかりのはずです。
別のことを考えている人と話していても面白くないでしょう。
だからとりあえず頑張って相手に意識を向ける。
「相手に興味を持つ」そして「相手がどういう人なのか質問する」
これがデート中会話に困らないために意識すべきことなのかなと思いました。
対話とは何か
対話とは何かというと、相手の話を聞いたことによってどれだけこっちが変われるか、ということなんです。
モテと非モテの境界線 二村ヒトシ 川崎貴子 (2016 講談社) P192
女性との対話で必要なのは、自分が変化するということなのでしょう。
変化するというのは、
彼女の言葉を通して自分の考え方や行動を
具体的に変えていくということです。
行きつけの美容師の女性のが僕に言った「彼氏と別れた理由」を、僕は今でも覚えています。
彼女は、デート中に店員さんなどに横柄な態度を取る彼氏にずっと不満を抱いていたようです。
「恥ずかしいから、もっと人にやさしくして」と言ったそうですが、彼氏は、
「俺はこういう人間やから」
と返したそうです。
その女性は「この人はもう変わる気ないやん」は思い、一気に冷めたようで、
その後すぐ別れたそうです。
デートの一回目や二回目は、
相手の事を知るフェーズなので、
自分が変わるということまで意識しなくてもいいと思います。
ですが、
付き合った後など一対一で関係を構築していくときは、「自分を変えていく」ということを意識した方がいいかもしれません。
おわりに
今回紹介したのは、二村ヒトシさんと川崎貴子さんの『モテと非モテの境界線』でした。
この本のいいところは、
- 複数の男性の恋愛の事例から、どうすればモテるか学べること
- 男性・女性両方の視点があること
です。
良かったら読んでみてください!