ノリで入籍した人の歌 万葉集1315番

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こんにちは!

今回は、結婚相手をあまり考えずに結婚した人の歌を紹介します。

万葉集1315番の歌です。

【これだけは読みたい!!万葉集の一冊】

目次

万葉集1315番

橘の 島にし居れば 川遠み さらさず縫ひし 我が下衣

さらさず -> あんまり考えずに結婚したことの例え

下衣 -> 自分の妻の例え

現代語訳

橘の島に住んでいて、川が遠いので、布地を川にさらさずに塗ったのですよ。この下衣は。

今風の解釈

今回の和歌は、悪い状況(川が遠いこと)をいいわけに、あまり考えずに結婚(布地を川にさらさず)した人の歌でした。

今風に解釈すると、「職場に女性がいないことを言い訳にして、とりあえず近くにいる女性と結婚した」という感じでしょうか?

おわりに

今回紹介したのは、万葉集1315番の歌でした。

「あんまり考えずに結婚しちゃったんだよー」という歌ですが、

「結婚は勢いが重要」と言いますし、男性的には思い切りが必要なものだと思います。

結局、結婚後の生活が幸せか否かで、結婚の成功と失敗(そんなものがあるかはわかりませんが)が決まるのかとも思います。

1 ノリで入籍した。それを後悔している。

2 ノリで入籍したけど、今は楽しい

この歌は、感情(後悔・幸せ)が書かれていないので、成功か失敗かは分かりません。

しかし、妻のことを下衣に例えてるので、どちらかというと1番なのか~と思います。

読んでいただきありがとうございました。

それではまた!!

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この記事を書いた人

20代男性
歴史や古典が大好き。

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