こんにちは!
今回は、春にまつわる恋の歌を紹介します。
万葉集1450番の坂上郎女の歌です。
【これだけは読みたい!!万葉集の一冊】
created by Rinker
¥999
(2024/05/19 21:13:57時点 楽天市場調べ-詳細)
目次
万葉集1450番
心ぐき ものにぞありける 春霞 たなびく時に 恋の繁きは
現代語訳
なんとも苦しいものだ。春霞がたなびくこの季節に恋人への気持ちがつのるとは
今風の解釈
春霞とは、冬から春に季節がかわると、霞が立って遠くが見えづらくなることです。
ぼんやりとした心の苦しさを春霞に例えているのかも知れません。
【令和の出典】万葉集おすすめの本&読み方
新元号の「令和」。実は万葉集から来た言葉なんだ 万葉集についてもっと知りたいけど、どういう本を読んだらいいか分からない 今回は、新元号「令和」の元となった「万…
おわりに
今回紹介したのは、坂上郎女の万葉集1450番の歌でした!
この歌は「恋」を「春」で表現していて、すごく美しいと思いました。
万葉集には、春相聞、夏相聞といった、季節にまつわる恋の歌が収録されています。
よかったら見てみてください!
読んでいただきありがとうございました!それではまた!!