・大学生が別れる理由は?
・このまま付き合い続けていいのだろうか?
大学生活にはテストやサークル、就活等変化が多く、ふとした瞬間に「このままこの人と付き合い続けることができるのか」と不安に思うことも少なくありません。会う頻度やお金の価値観が合わない、将来の話をすると空気が重くなる等、そんな小さな違和感は、やがて破局につながることも考えられます。
そこでこの記事では大学生100人に大学生カップルが別れる理由を調査しました。
実際の事例をみることで恋人と関係を続けていけるのかの目安になります。
それでは見ていきましょう!
100人に聞いた!大学生の別れる理由ランキング
今回大学生100人にアンケート調査を行い、別れる理由を調査しました。実際に大学生カップルがどういう理由で別れているかを把握することで大きな失敗を避けたり、危険な兆候を察知できます。
それでは見ていきましょう。
アンケート調査における別れる理由の選択肢としては、以下の17項目を提示しました。
- 生活リズムのずれ
- 金銭面(金銭感覚のずれ・金銭的に苦しくなった)
- 浮気
- 他の人を好きになった
- 将来に対する展望の違い(就職・結婚への意識)
- マンネリ化して好きじゃなくなった
- 最初からあまり好きじゃなかった
- 会う頻度のずれ
- 連絡頻度・温度感のずれ
- 遠距離恋愛
- 嫉妬・束縛
- 会話が合わない
- 趣味の不一致
- 家族・友人関係の影響
- 安全上の理由
- 性格の不一致
- その他
調査結果としては以下のようになりました。

- 連絡頻度・温度感のずれ:13
- 浮気:13
- 最初からあまり好きじゃなかった:9
- 遠距離恋愛:9
- 他の人を好きになった:7
- 将来に対する展望の違い(就職・結婚への意識):7
- 金銭面(金銭感覚のずれ・金銭的に苦しくなった):7
- 生活リズムのずれ:6
- マンネリ化して好きじゃなくなった:6
- 会う頻度のずれ:6
- 性格の不一致:5
- 会話が合わない:3
- 嫉妬・束縛:2
- 安全上の理由:2
- 家族・友人関係の影響:1
- 趣味の不一致:1
- その他:3
「連絡頻度・温度感のずれ」と「浮気」が同率一位。「最初からあまり好きじゃなかった」と「遠距離恋愛」が同率3位になりました。
一方で別れる理由は、まばらで特定の理由に大きく偏らないことから、大学生カップルが別れる理由は本当に千差万別で人それぞれなのかもしれません。



大学生カップルが別れる理由1位:連絡頻度・温度感のずれ
別れる理由の1位は「連絡頻度・温度感のずれ」となりました。
男女間で恋愛に対する熱量に差があり、一方が希望する連絡の頻度がもう一方の希望と合わない場合に気持ちにずれが生じてしまいます。自分は連絡をこまめにして欲しいのに、相手は忙しい人でたまにしか連絡を返してくれないとお互い不満が生じます。
- サークルや就職活動などの忙しいイベントによる連絡頻度の低下
- 連絡頻度に対する温度感の差
が主に別れの原因になっているようでした。
大学生のコメント






お互い忙しい時期が重なったのですが、特に彼女の方がサークル活動で忙しくなり、連絡が週に数回、短文になることが増えました。自分は毎日連絡を取りたい派だったので、返信が遅いことや内容が事務的になることに寂しさを感じ、温度差が大きくなってしまいました。
    
大学生カップルが別れる理由1位:浮気
別れる理由の同率一位は「浮気」でした。
浮気がバレてしまうと、お互いの信頼関係を修復するのはかなり難しいです。そもそも浮気をしている時点で付き合っている異性に対しての興味がなくなりつつある証です。
大学ではサークルやバイト等出会いが多いのも事実。誘惑に負けてしまうと破局につながります。
大学生のコメント



彼氏が浮気をしていることがわかり、許すか許さないか迷いましたが、私の性格的に絶対に許せないので別れました。
    



付き合って1年頃に浮気が発覚したが、許して欲しいと言われなあなあで続く。そこから1年半ぐらい付き合ったが、信用を失ってしまい何も信じられなくなり喧嘩が勃発。些細なことでも喧嘩が増え別れてしまった。
    
大学生カップルが別れる理由3位:最初からあまり好きじゃなかった
大学生カップルが別れる理由3位は「最初からあまり好きじゃなかった」でした。
この意見は女性に多い意見でした。
男性側からの熱烈なアプローチがあり付き合ってはみたもののあんまり好きになれないというケースが多いようです。高校生の時に恋愛経験がなく、大学生になってから初めて彼氏・彼女をできる場合に安心材料として付き合ったけど、思っていたのと違ったとなるようです。
大学生のコメント



アプリで出会い、何度か電話してそこそこ気が合い、2回目で告白されてOK。まだ好きになれていないことは伝えたけれど、彼は「好き?」を何度も確かめてきて、答えられない苦しさと温度差が積み重なった。やめてほしいとお願いしても変わらず、3週間ほどで別れを切り出すと逆ギレされブロック。自然消滅で終わった、私にとって初めての彼氏でした。
    



相手に告白されて付き合ったが私があまり好きになれなかった。
    
大学生カップルが別れる理由3位:遠距離恋愛
大学生カップルが別れる理由同率3位は「遠距離恋愛」でした。
物理的な距離は、会う頻度の低下につながり、お互いの気持ちのずれを生じさせます。お互いにデートの計画をしっかり立てたり、定期的に通話をする習慣がないと遠距離恋愛は難しいかもしれません。
大学生のコメント



大学で出会って付き合ったが会うのが大学のみでプライベートでなかなか会えず地元の人と遊んで自分との時間をなかなか作ってもらえず冷めてしまった。
    
大学生カップルが別れる理由5位:他の人を好きになった
大学生カップルが別れる理由5位は「他の人を好きになった」でした。
- 自分の好みじゃない異性と付き合っている
- 恋人が出会いの多い環境にいる
といった場合に、他の人を好きになるケースが多いようです。
大学生で時間と出会いが多いからこそ、現状の恋人より良い人を見つけると、新しい恋への好奇心が現状の恋人に勝ってしまうのかもしれません。
大学生のコメント



本当は高身長の男性が好きだけど、優しく包容力のある二歳上の彼と付き合っていた。相手が小柄なのは気にしないようにしていたが、スパイキーショートにしてから少年ぽさが増し、男として見られなくなった。飲みの場で高身長の人と出会い、迷いが確信に変わり別れを選んだ。
    



彼女は大学の男友達(親が居酒屋経営)に、条件の良いアルバイトへ誘われて深夜シフトが増えた。以前は深夜勤務がなく会う時間を作れたが、それが難しくない会いづらくなった。やがて「好きかわからない」と言われ、一か月距離を置くことに。その間に彼女はその男友達へ気持ちが傾き、話し合いの末に別れた。会えなさと新しい接点が決定打になった。
    
大学生カップルが別れる理由5位:将来に対する展望の違い(就職・結婚への意識)
大学生カップルが別れる理由同率5位は「将来に対する展望の違い(就職・結婚への意識)」でした。
大学生は社会人になる準備期間。就職活動など自身の今後の方針に大きく関わるイベントが多く存在します。
また、結婚など将来の人生設計について考え始める時期です。「ただ好きだから」という理由だけで異性と付き合うことが難しくなり、別れにつながるケースが多くありました。
大学生のコメント



自分が就職を含めた将来をしっかり見つめる段階に入った。その時に、申し訳ないが恋人の存在が邪魔になってきた。自分の許容範囲としては、二つを同時進行はできない。大事な将来の決定を前にすれば、恋人に構っている時間はない。そうなると好きだった人のことが足かせに思えて解放されたくなった。なので別れました。
    



将来その人と一緒に生活するイメージができなかった。
    
大学生カップルが別れる理由5位:金銭面(金銭感覚のずれ・金銭的に苦しくなった)
大学生カップルが別れる理由同率5位は「金銭面(金銭感覚のずれ・金銭的に苦しくなった)」でした。
大学生は社会人と異なり金銭的な制約があります。学業を行いつつ、バイトなどをしてお金を稼ぐため、デートの費用など金銭的な感覚の違いが別れにつながります。
どちらかにお金がなく、一方が負担しないといけない場合、相手に不満が募ります。
大学生のコメント



相手にお金がなさすぎて奢ってばかりだったから。
    



お金の価値観が合わず付き合えなかった。
    
大学生カップルが別れる理由8位:生活リズムのずれ
大学生カップルが別れる理由8位は「生活リズムのずれ」でした。
やはり生活リズムのずれは別れの原因になります。「本当はもっと会いたいのに会えない」・「無理に相手に合わせようとして疲れてしまう」等、お互い不満が募りやすくなります。
予定が合わず会える日が減ると会話も要件中心になり、「優先されていない」と受け取られたり、「合わせる側ばかり負担している」と感じたりして、気持ちの温度差が拡大します。
一方で、無理に相手のサイクルに合わせて予定を後回しにする行動は、短期的には関係をつなげても、中長期では疲弊と不満を蓄積させがちです。こうした小さなすれ違いの連鎖が続くと、「好きだけどしんどい」という結論に至り、別れの引き金になってしまいます。
大学生のコメント



正直、まだ好きな気持ちはあったけど、生活リズムが合わなくてすれ違う時間が増えてしまった。無理に合わせようとしてもお互いに負担になっていたし、これ以上続けても辛くなると思って別れる決断をしました。
    
大学生カップルが別れる理由8位:マンネリ化して好きじゃなくなった
大学生カップルが別れる理由同率8位は「マンネリ化して好きじゃなくなった」でした。
付き合って一緒にいればいるほど、お互いに新しい発見が減りマンネリ化につながります。特に会話の内容やデート先が定番化するとその傾向は顕著になります。
授業・バイト・サークルで生活が固定化しやすい大学生活では、意識的に新しい体験や目標を共有できないと、2人の関係に新しさがなくなり、別れに至ることがあります。
大学生のコメント



交際期間が経過するにつれ毎回会うと同じような会話をしデート先も同じような場所ばかりでマンネリ化し一緒に過ごしていても楽しいと思えず別れました。
    
大学生カップルが別れる理由8位:会う頻度のずれ
大学生カップルが別れる理由同率8位は「会う頻度のずれ」でした。
会う頻度や会話が少なくなってくると心の距離が広がっていきます。また、相手や自分に恋愛より集中したい対象があると、会う頻度が少なくなり別れにつながります。
大学生のコメント



別れの一番の理由は、会う頻度と会話が減ったことです。最初は時間を作って他愛ない話で距離を縮めましたが、忙しさや生活リズムのずれで会えず、連絡も減りました。話題が尽きて心の距離が広がり、努力も続かず、結局「好きだけどうまくいかない」となりました。
    



お互いが医療系の大学に通っているため会える頻度の減少によって1度距離を置いて大学の講義に集中したいと言うことでお別れしました。
    



大学生カップルが別れる理由11位:性格の不一致
大学生カップルが別れる理由11位は「性格の不一致」でした。
長く付き合う上である程度の性格の一致は欠かせません。
自分はインドア派で外に出たくないのに相手はアウトドア派でアクティブなデートを望んでいるというように、性格が異なるとデートプランやデートをする回数に影響が出てきます。
大学生のコメント



性格や価値観があまりにも合わなかったから。
    
大学生カップルが別れる理由12位:会話が合わない
大学生カップルが別れる理由12位は「会話が合わない」でした。
話していて楽しくないと一緒にいたいと思えなくなります。デート中話題がなく、無言が続き気まずくなる。楽しく会話できるかは関係が続くか続かないかを決定する大事な要因です。
大学生のコメント



する話しがないので無言になってしまった、食べたいもの行きたいところ何でもいいよでグダグダ毎回してしまって苦痛になった。
    
大学生カップルが別れる理由13位:嫉妬・束縛
大学生カップルが別れる理由13位は「嫉妬・束縛」でした。
相手の気持ちが重く、嫉妬や束縛にさらされると長く付き合うことが難しくなります。相手の意向で、サークルの飲み会や高校の同窓会に行けなくなるなど行動が制限されると、フラストレーションがたまります。
好きな相手だから仕方のない面もあるかも知れませんが、嫉妬・束縛はほどほどにしておかないと関係を崩壊させることになります。
大学生のコメント



相手の嫉妬が酷く、私も極力気をつけていたが、相手は相手で私にしてほしくないことを平気でするタイプだったため。
    



相手から「重い」と言われて別れた。
    
大学生カップルが別れる理由13位:安全上の理由
大学生カップルが別れる理由同率13位は「安全上の理由」でした。
相手を殴るなど、パートナーに危害を加えるようなことはあってはなりません。安全上の危険がある場合は早く別れた方がいいでしょう。
大学生のコメント



二人きりのときに、私に対する配慮を欠く行為があり、別れる決心をしました。彼は空手部で力も強く、華奢な私にはつらい出来事でした。このことをきっかけに、男性との関わりに慎重になり、人間関係にも不安を抱えるようになってしまいました。
    
大学生カップルが別れる理由16位:家族・友人関係の影響
大学生カップルが別れる理由16位は「家族・友人関係の影響」でした。
自分が大切にしている家族や友人と言った人間関係を、恋人にバカにされたり、むげに扱われると別れにつながります。
また人によっては母親など家族の意向に強く影響される場合もあります。
大学生のコメント



付き合ってから半年を過ぎた頃に私が実家に帰省するタイミングで一緒についてきたときに、手土産を持とうとしなかったこと、私の家族と外食をするすべてのタイミングでお金を支払うそぶりをみせず、「ご馳走様です」といって親より先に店をでたこと、その他常識がなかった。
    
大学生カップルが別れる理由16位:趣味の不一致
大学生カップルが別れる理由16位は「趣味の不一致」でした。
このケースは多くはありませんでした。趣味の不一致がカップルの方向性の違いに陥り、別れにつながるケースがあるようでした。
大学生のコメント



きっかけは彼が邦ロックバーで働きたいと言い出したことです。私は生活リズムの変化や女の子と関わる機会が増えることが心配で反対しました。これが引き金となり、彼から価値観が違うから別れたいと切り出されました。
    
大学生カップルが長く付き合うためのコツ3選
以上の結果を踏まえて、大学生カップルが長く付き合うためのコツを3つに厳選してご紹介します。
- 連絡の回数と温度感をはじめにすり合わせる
- 会う頻度はお互いの状況に合わせてこまめに相談
- お金のルール(予算・割り勘)を決めて気まずさを作らない
連絡の回数と温度感をはじめにすり合わせる
別れやすい理由の筆頭が、連絡の頻度や温度感のズレでした。
「平日は1日1往復くらいでOK?」みたいに、お互いに無理のない頻度を最初に決めておくと行き違いが減ります。テストやサークルが忙しい週は、先に「今週は遅めに返すね」と一言伝えておきましょう。
会う頻度はお互いの状況に合わせてこまめに相談
授業・バイト・就活で予定はすぐ変わります。月初にお互いのカレンダーを見せ合って、会える日を先に押さえるのがコツです。
会えない週は「30分だけ通話」など代わりのつながりを用意しておくと安心です。遠距離や多忙期は、解散前に次に会う日を予定に入れるだけで連帯感が生まれます。
マンネリ対策として、毎月ひとつ初めての体験(新しい店、学内イベント、小旅行など)をしてみてもいいかもしれません。
お金のルール(予算・割り勘)を決めて気まずさを作らない
金銭感覚の違いは徐々に関係の崩壊に影響してきます。
月のデート予算をざっくり決めて、支払いは「交互におごる」「完全割り勘」など方式を先に決めると揉めにくいです。
さらに、低コストの定番プラン(学食ランチ、散歩、図書館展示、学割映画、家で一緒に料理など)を2人で決めておくと、バイトの回数が少ないときでも、会う頻度を落とさずにデートを続けられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は大学生カップルが別れる理由について、100人にアンケート調査を行いました。
調査の結果、別れる原因として最も多かったのは「連絡頻度・温度感のずれ」と「浮気」でした。
一方で、極端に別れた理由が偏ることはなかったため、カップルが別れる理由は多種多様だとわかりました。
お互いに無理のない範囲で、尊重をし合いながら付き合うことが大事なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
アンケート調査について
アンケート調査のデータは、2025年10月に実施したオンラインアンケート(クラウドソーシング経由)に基づきます。
対象は全国の現役大学生の男女で、有効回答は100名(男性33名・女性67名)でした。
回答は自己申告によるもので、すべての大学生の傾向を直接示すものではありません。重複・不正は基本的な注意テストと重複チェックで除外し、結果は単純集計しています。











相手は毎日連絡を取ったり電話をしたい方だったが、私は連絡を頻繁に取りたいと思っていなかったため、徐々に日々の連絡が重荷に感じるようになった。